サイゼル人と、サイゼル人の集う土地サイゼリヤ
飲んでて終電乗り過ごしたりするじゃん?
始発までどうしようかなーって迷うじゃん?
しょうがないからサイゼリヤとか行くじゃん?
ツライな。
ツライ。
本当にツライ。
普段全然これっぽっちの縁もない連中に出会ってしまうの本当にツライ。
もうね、深夜のドンキホーテもそうだけどさ、異民族だよ。もうさ。
文化が違うんだろうな。
差別するつもりはないんですよ。
関わりたくないだけなんですよ。
だから僕は常日頃から、そういう人たちと接点を持たずに生きてるんです。
やだなー。
やだなー。
バルバロイなんですよね。
語源の通り。
言葉の通じない人たち。
なので、スキタイやサウロマタイやネウロイのように、彼らをバルバロイの一種として区分けすることにした。
サイゼル人
希:Σαιζεραι(サイゼライ)
羅:Saizerae(サイゼラエ)
サイゼリヤ(サイゼル人の土地の意)に集う、多民族・多人種によって構成される文化集団。
ピザ代金の払い戻しを求めて集まる独自の文化を持つ。
眺めてると、単独行動の覇気がないサイゼル人と、集団で騒々しく行動するサイゼル人とがいるよな。
覇気がないサイゼル人と漂流者は見分けがつかない。
僕は漂流者だ。
異文化コミュニケーションは無理。
耐えるしかない。