墓穴
人はよく墓穴を掘るのか。
人の事は知らないし、知る由もない。
当事者じゃないし。
とりあえず僕の話。
僕が直接観察できる唯一の当事者って僕しかいないじゃん?
まぁつまり何度も言うように僕の話。
僕という人間は、本当によく墓穴を掘る。
だけどね。
僕は自分の心を守らねばならない。
生きるためにな。
「掘ったと思いたくないし、思われるのはしゃくだし」だから、「最初からこういうつもりでしたけど?」的スタンスを崩しませんよ。
当事者じゃない連中にはこれで十分なのだ。
墓穴は僕のウチウチで処理される。
さらば墓穴。
誰にも知られる事なく。